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委任状に書く五つの内容
委任状に書くべき五つの事項を以下に挙げていくことにします。これらは、いずれもトラブルを未然に防ぐ効果を持つものですので、必ず記載するように注意してください。
委任する相手の氏名
委任する代理人との関係を明確にしておくために、その人の氏名を記載します。また、氏名だけではまだ十分とはいえないので、必ずその人の住所も書きます。これにより、代理人が特定されることになります。できるならば、代理人の生年月日まで記載することが望ましいです。
委任する内容
何を委任するのか、その内容を具体的に書きます。
委任した日にち
委任状の作成年月日を書きます。作成日より以前から代理人に委任行為をしてもらっていた場合には、「平成○年○月○日から委任しています」との記載を追記すべきです。
委任した本人の氏名
一番最後に、委任者つまり自分の氏名を書きますが、ここでも住所をあわせて記載することを忘れないようにしてください。生年月日まで記載するとなお的確です。
押印
押印は、本人の氏名の後にしますが、三文判(認印)でかまいません。委任状が重要なものであるからといって、実印で押印する必要はないですが、多くの自治体が実印以外に認めないとしている場合が多いため、実印を使用するほうが無難です。その場合、ゴム印やシャチハタ印は無効となっています。また、印鑑証明書は不要です。